保育園で働いていると誕生会の担当になる事があります。毎回出し物に悩む方も多いのではないでしょうか。今回は誕生会に最適なケーキをテーマにした、タオルケーキの作り方と司会用の台本を紹介します。
タオルで作る動物ケーキ用意するもの
４種類の動物の作り方を説明します。材料は全て100円均一で揃います。
まず用意するものは、
- フェイスタオル（茶色2枚、ピンク2枚、グレー1枚、黄色1枚）
- 洗濯バサミ中サイズ６個、小サイズ１０個
- 画用紙（茶色、ピンク、グレー、黄色、など）
- 造花、人工果物ブドウ（無くても大丈夫です）
動物ケーキ作り方
・基本のケーキの作り方（くまさんの場合）
フェイスタオルを縦半分に2回折ります。（フェイルタオルのサイズにもよりますが、ボリュームが出てより立体的に作る事ができます）端っこからくるくる巻いていきます。（２回折が広がらない様にゆっくり巻きます）巻き終えると中サイズの洗濯バサミで巻き終わりの部分をとめます。動物の顔の形のホールケーキの出来上がりです。画用紙で耳と鼻口を作ります。耳の画用紙には立体感が出るように洗濯バサミ小サイズに貼り付けます。ホールケーキの左右上部に洗濯バサミ付きの耳をつけます。画用紙で作った鼻と口を両面テープで顔に貼り付けます。人工ブドウの穴に割り箸を刺し立体感が出るようにしておきます。目の位置に割り箸付きの人工ブドウを刺したら動物ケーキの完成です。人工ブドウがない場合は、黒い画用紙で目の形に丸く切り両面テープで貼り付けても大丈夫です。
・ネズミさんの場合
画用紙で鼻口は作らず、巻いたタオルの中心部分を指で少し引っ張り尖った鼻を表現します。
・ブタさんの場合
双子設定のため、同じものを２個作ります。
・ライオンさんの場合
立て髪部分を茶色いフェイスタオルで表現します。まずは土台の黄色いホールケーキを作り、外周を覆うように茶色いフェイスタオルを巻いていきます。茶色いフェイスタオルも縦半分の２回折にします。巻き終わりに中サイズの洗濯バサミでほどけないようにとめます。
最後に紙皿などに動物ケーキを乗せて、人工果物をトッピングしたり、造花などを飾ればもっと華やかなケーキが完成します。ぜひお試しください。
司会進行用台本
A先生「今日の出し物は、うさぎのケーキ屋さんです。」両手にうさぎのパペットを付けます。「うさぎのケーキ屋さんがオープンしました。いらっしゃいませ。どんなケーキでも美味しく作れますよ。どんな注文があるのか楽しみだね。」とうさぎのパペット同士で話し合う仕草を見せます。
電話が鳴ります。プルルルル。プルルルル。（スマホでOKです。実際に着信音を鳴らしても面白いです）
A先生、うさぎのパペットが電話を取り「はい。こちらは、うさぎのケーキ屋さんです。どんなケーキも美味しく作れますよ。ご注文をお願いします。」
B先生「今日は、くまさんの誕生日なので大きなケーキをお願いします。」
A先生「はい。かしこまりました。くまさんの大きなケーキですね。お時間２分ほどかかります。お待ちください」ガチャ電話を切る。「くまさんは、どんなケーキが好きかな。大きなケーキって言ってたね。そうだ、茶色いスポンジケーキを作りましょう」「うん。そうだね」
うさぎのパペットをしたまま、茶色いフェイスタオルをくるくる巻いてホールケーキを作っていく。耳、口鼻、目を付けて完成。出来上がったものを飾っておく。
再び電話が鳴る。プルルルル。プルルルル。同じような言葉のやり取りを繰り返します。
ブタさんの場合「双子なので二つのケーキをお願いします」
ネズミんの場合「フルールが好きなのでフルーツ沢山でお願いします」
ライオンさんの場合「お花も付けてゴージャスにお願いします」
など、揃えられる材料があれば造花を飾ったり、フルーツを飾ったりしながらアレンジしても面白いと思います。
※お客さん役（B先生）を他の方にお願いしておきましょう。ケーキの注文内容の台本を渡しておくとスムーズです。「今日は、〇〇の誕生日なので〇〇なケーキお願いします」
普段の遊びでも活躍します
子ども達でも簡単に作れますので、お手伝いをお願いし一緒に作っても面白いと思います。意外とパペットを手につけたまま、タオルをくるくる巻いたり、洗濯バサミをつけたりする作業は難しく感じるかもしれません。パペットなしでも大丈夫ですが、私は演技するのが少し恥ずかしいので、パペットが会話する感じにすると恥ずかしさも半減するため使用しました。
普段の保育でも、子ども達のおままごと用にタオルと洗濯バサミを置いておくと遊びが発展し良いと思います。誕生会にケーキの出し物、ぜひご検討ください。参考にしてくださいましたら幸いです。
台本があれば、なんくるないさ〜☆
コメント