誕生会の出し物、誰でもできるコスパ最強の「色の変わる不思議な水のマジック」

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保育園で働いていると誕生会の担当になる事があります。毎回出し物に悩む方も多いのではないでしょうか。今回は誕生会に誰でもできる簡単マジック「色の変わる不思議な水」の紹介です。うがい薬にビタミンCを混ぜると茶色い水が透明になります。

マジックで用意するもの

  • 食紅(赤色、黄色、青色)
  • C &レモンスティック(ビタミンCが入っていたら大丈夫です)
  • イソジン(ヨウ素が入っていればメーカーは問いません)
  • ペットボトル5本500ml(一本は烏龍茶のラベルがあると、よりリアルに表現できます)
  • 空のコーヒー缶(小さいもので大丈夫です)
  • 透明プラスチックコップ5個〜10個

材料の作り方

まずは、3本のペットボトルに水を入れ各色の食紅を少し入れます。(赤色の水、青色の水、黄色い水の出来上がり)次に、空の烏龍茶のペットボトルに食紅3色を少しずつ入れ混ぜた水を作ります。(茶色い色の水出来上がり)最後のペットボトルには水とC &レモンスティック一本を入れ溶かします。少し水が濁りますが、大丈夫です。(透明な不思議な水の出来上がり)透明プラコップに少しC andレモン粉を入れたコップも一つ作っておきます。空の缶コーヒーには、イソジンを使う分だけ入れておきます。

※色水を作る際は、食紅を購入した際に付いている小さなスプーン1杯ほどで良いです。見た目に色が付いていたら大丈夫です。

これで準備は完了です。

演じ方の台本

誕生会の出し物で演じる際には、淡々と色が変わる様子を見せるのではなく、台本通りに演じて興味関心を惹きつけましょう。

A先生「お疲れ様でした」「ウーロン茶でも飲んでひと休みしましょう」烏龍茶のラベル入り(茶色い水)ペットボトルを持って待ちます。

B先生「ありがとうございます」と言ってC &レモンの粉入りコップを持つ。ポイント粉が見えないようにコップの下の方を持ち手で隠す。

A先生がB先生のコップに烏龍茶(茶色い水)を注ぐ。すると中に入っている粉と反応し、茶色い水が透明になっていく。

B先生「あれ!烏龍茶の色が変わった。なんで?」と不思議そうにびっくりする。

ここまでが導入部分です。

A先生「これから色の変わる不思議な水のマジックを始めます」〜拍手パチパチ〜

A先生「ここに赤、青、黄色の3色のジュースがあります。赤色は何味かな?」子ども達の反応を聞きながら「いちご!ストロベリージュースにしようかな」と言い、透明プラコップに注いでいく。

A先生「青色は何味かな?」子ども達の反応を聞きながら「ブルーハワイ味にしようね」と言いながら、コップに注いでいく。※何味のジュースでも大丈夫です。子ども達と会話しながら決めてくださいね。

A先生「黄色は何味かな?」子ども達の反応を聞きながら「レモンジュースにしようね」と言いながら、ペットボトルの色水をコップに注いでいく。

A先生「次は赤色と黄色を混ぜたら何味のジュースになるかな?」子ども達の反応を聞きながら、実際に透明プラコップに赤水と青水を注いでいく。すると紫色の水が出来上がる。子ども達のリアクションが起こる。(わあ〜すごい〜ぶどうジュースだ)「紫はぶどうジュースにしようね」

A先生「不思議だったね。次は赤と黄色を混ぜたら、何色になると思う?」とクイズ形式にしながら子どもの反応を聞く。実際に透明コップに注ぐとオレンジ色の水が出来上がる。「オレンジジュースができたね」

A先生「最後に、青と黄色を混ぜたら何色になるかな?」実際に透明コップに注いでみる。すると、緑色の水が出来上がる。「何味のジュースかな?」(青リンゴ〜)

A先生「これで不思議な水の完成です。楽しかったね〜」と子ども達に色を見せながら話していると、

B先生「えーなんか楽しそう。私のコーヒーも入れてみよう。」と言いながら持っていた缶コーヒー(イソジン入り)を全ての色水に入れる。全ての色が黒色になり子ども達の表情が曇る。

B先生「全部黒くなっちゃった、ごめんね。コーヒーも入れたら楽しいかなと思ったんだ。」子ども達の反応を見ながら、

A先生「でも大丈夫だよ。ここに魔法の水があるから。」と言って、C &レモン入り透明のペットボトルを見せる。※以降不思議な水と呼びます。

A先生「見ててね。」黒くなってしまった食紅入り水の入ったコップをどれか一つ選び、不思議な水を注ぐ、するとみるみるうちに色が戻っていきます。※イソジンの色だけが化学反応で抜けて、食紅を混ぜて作った元の色に戻ります。食紅の色だけが残ります。

A先生「不思議だね。今度はこのコップ。何色だったか覚えているかな?不思議な水を入れて確かめてみます。何色かな〜」ランダムに黒い水を選び、クイズ形式にし、食紅で作った色を思い出させながら楽しみます。

A先生「〇〇色でした。正解だったかな。次はこのコップ。何色になるかな?」と言いなが次々にコップを手に取り、不思議な水で色を戻していく。

色が変わる不思議な水のマジックは、色々な方法でアレンジができると思います。色水を作る順番などは特に決めなくても大丈夫です。また、何味のジュースになるかは子ども達と対話しながら決めても大丈夫です。イメージの世界で楽しんでもらえたら良いなと思います。誕生日の子ども達に前に出てきてもらい、実際に子どもにコップを選ばせて不思議な水を注いでもらうなど、工夫次第で楽しみが倍増すると思います。

子ども達と一緒に楽しむ方法

簡単な化学実験ですが、子ども達に見せる際にはマジックと称し、「不思議だな」と感じる心を育てましょう。子ども達が「やってみたい」と思わせるように演技をすることがポイントです。きっと夢中になってマジックに釘付けになること間違いなしです。食紅は小麦粉粘土でも活用できますし、スライム作りでも活躍します。一本150円ほどですので持っていても良いかと思います。誕生会が終わった後も子ども達と一緒に「色の変わる不思議な水のマジック」をぜひお試しください。

演じ方次第で、なんくるないさ〜☆

補足

イソジンにはヨード(ヨウ素)が含まれており、ヨウ素が水に溶けた状態のイソジンは茶色です。このヨウ素に、ビタミンCを入れると、ヨウ素が還元されて要素イオン(無色)になります。果物や野菜の汁、ビタミンCの入ったキャンディーなどでも同様の変化が起こります。

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