子育ての慌ただしさを楽しむ為に読む絵本「あんなにあんなに」

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小さな子どもの子育てをしていると、時間があっという間に過ぎてしまい、振り返ることなく日々が過ぎていきます。慌ただしさの中で、子どものちょっとした成長の変化にも気づくことなく、できないことばかりに目がいき注意ばかりの日々‥なぜもっと優しくできないのだろうか。なぜもっと褒めてあげられないのだろうか‥私には心のゆとりがない事に気がつきました。そんな時に出会った絵本ヨシタケシンスケさんの「あんなにあんなに」です。

絵本「あんなにあんなに」

「あんなに欲しがっていたのにもうこんな」駄々を捏ねて欲しがっていたおもちゃ、家に帰ると飽きてしまった沢山のおもちゃ達。「あんなに小さかったのにもうこんな」子どもが着ていたダボダボの服がピッタリ合うサイズに成長していたり。母親と息子のやりとりを通して、心も体も大きくなっていく姿が描かれています。何気ない日常を切り取ったような風景ですが、振り返ると全てが良い思い出になっているアルバムのような絵本です。短い文で書かれていますが、絵の表現で言葉以上に感じるものがあります。最後は喧嘩しているのかな?それがリアルな生活なのか、と笑ってしまいました。ハッピーエンドの笑顔で終わらないところがリアルで面白いと感じてしまう私です。

日常の振り返り

仕事に家事に育児に追われる母親にとって、1日1日を丁寧に振り返る時間はありません。ふとした瞬間に「あの時、あの頃」と思い出す事があると思います。その時はすでに遅いのかもしれません。後悔しているのかもしれません。今を大切に生きる為にも、今に感謝する為にも1日ごとに振り返ることが大切なのだと感じました。

1日1日をアルバムに残すかのように。

子どもは必ず大人になっていく

私は1日の振り返りの時間を作る為に、子どもと一緒に同じ時間に眠る事を決めました。以前は子どもを寝かしつけてから家事を終わらせていました。しかし、寝落ちした時のショックが大きく、子どもに早く寝てほしいとイライラしたこともあります。そんな毎日では、バタバタで子どものかわいさを楽しむ余裕がない事に気づきました。一緒の時間に眠ると決めてしまえば苦ではありません。早寝した分、朝は早く起きられます。家事を終え一人時間を楽しむ余裕もできました。

子どもは必ず大人になっていく‥

嬉しいような寂しいような、なんとも不思議な感覚です。

一番可愛い時期が一番余裕のない時期では勿体無いですからね。

今日も一日楽しみましょう。なんくるないさ〜☆

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