保育園の発達支援の子に特に人気がある絵本「しんごうきピコリ」

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保育園で発達支援の子が何度も手に取り見ている絵本、ザ・キャビンカンパニー作「しんごうきピコリ」です。カラフルな絵と独特なオノマトペがお気に入りのようです。固定概念にとらわれず、信号機の色をカラフルに表現し、大人も子どもも、この後どうなっちゃうんだろうとワクワクできる絵本です。

「しんごうきピコリ」

物語は、街の中にある普通の信号機。赤は止まれ、青は進め、など交通のルールを子ども達に教える絵本かと思いきや、不思議な色が現れます。ピンクや紫、虹色など普通の信号機にはない色が現れるのです。信号機の色によって交通ルールが異なり、車達が翻弄されます。

リズミカルな「ひょーひょー」、「ぴょーん、ぽいーん、ぽいーんのぷーん」などオノマトペと共にカラフルな絵が子ども達の目を釘付けにしてくれます。固定概念にとらわれない奇想天外なストーリーが魅力なのでしょう。

子ども達の反応

読み聞かせの際に子ども達に読んでみました。「信号機の赤は‥」と読むと自然と子ども達の合唱が始まり「止まれー」と元気よく言っていました。信号機の赤、青、黄色、までは元気の良い声が響いていました。

しかし、「ピンクは‥」と読み進めていると「そんな色ないよ」と一気に静かになりました。

「車は逆立ち」と読み進めると、もう子ども達は絵本の虜です。

一斉に集中しはじめました。中には絵本を読んだことのある子がいました。「ジャンプするんだよ」とお友達に教えると「えーそんなことないよ」と半信半疑な子どもの声が聞こえてきました。ページをめくるとジャンプしたり、ジュースを飲んだり、様々な奇想天外なことが起こります。

育ってほしい姿

きっと子ども達の中にも信号機は「赤、青、黄色」と決まっていて、交通ルールもしっかりと身についているからこそ不思議と思う感覚が生まれたのだと思います。想像力を育む上でも、子ども達に空想の世界を楽しませる絵本に出会う事ができました。街や車、信号機の顔も独特な世界観があり、引き込まれていきました。固定概念にとらわれず、様々な視点から物事を見ることができるように、視野を広げていってほしいと思います。

想像力豊かな子ども達に成長してほしいと願い、今日も絵本の読み聞かせをしています。

自由な世界で、なんくるないさ〜☆

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