「ママ聞いて今日学校でね、不思議なことが起こったんだ。」と目をキラキラさせて話す娘。詳しく聞いてみると、給食当番で給食の準備をしている時、娘の帽子が無くなったというのです。クラスのみんなで探した結果、ゴミ箱の中から娘の帽子が発見されたと話していました。
犯人探しの方法とは
小学校一年生の頃、娘の給食用の帽子がゴミ箱に捨てられていました。帽子が無くなった事を担任の先生に伝え、みんなで探す事になったそうです。するとゴミ箱の中から、娘の名前が書かれた給食帽子が見つかりました。担任の先生がクラス全員、机に顔を伏せ帽子をゴミ箱に入れた人は手を挙げてと言ったそうです。でも実際に手を挙げる人はいなかったようです。私も小学生の頃、同じように机の上に顔を伏せ犯人探しをした経験があります。今の時代も昔と変わらない方法を取り入れているのかと思い懐かしく感じました。
イジメなのかマジックなのか
娘は「ママ聞いて不思議じゃない?」とマジックかのように目をキラキラさせて私に報告していました。まあ本人が気にしていないなら良いか。私なら絶対、イジメられたと思い落ち込むでしょう。
実際に娘の帽子を誰がゴミ箱に入れたのかはわかりません。しかし、娘本人が不思議と思うだけで傷ついていません。人によって捉え方次第では落ち込む出来事です。自分の帽子がゴミ箱に捨てられていたのですから。誰が見てもゴミではありません。クラスのみんなと同じ白い給食帽子です。ゴミ箱に捨てて良い物ではありません。私は確認の為に、ごみ箱に蓋はされてあるのか娘に尋ねましたが、しっかり蓋があるそうです。間違えて落としちゃった可能性も低いです。

捉え方の問題
された側の捉え方によって、こんなにも物事の解釈が変わるのかと思うと不思議に思いました。
どんなことがあっても、あまり深く考えない方が楽に生きられるのかもしれません。当時の私は、本当にその解釈で終わらせても良いのかなと自問自答していました。しかしその事以降、そのようなことが起こっていない為、まあいいかと思い過ごしています。担任の先生からも何の連絡もない為、私からも詳細を聞く事もなく終わっています。実際に帽子が無くなり見つからなかった場合、連絡が来ていたかもしれません。
意外な一面の発見
私も小学生の頃、誰かの何かが無くなった時に、机に顔を伏せ犯人探しのような事をした記憶があります。しかし、犯人が出てきたことはありません。きっとこのような陰湿なイジメや悪ふざけをする子は手を挙げて名乗りでないだろうなと思います。どのような対応が正しかったのか未だにわからないままですが、今回の出来事で、何かされた側の受け取り方が重要なのだと考えさせられました。私の娘はセンシティブだと思っていましたが、楽観的な要素も持ち合わせているのかなと思い少しホッとしました。子どもの事への悩みは尽きませんが、今回の出来事で娘の意外な一面を見ることができました。
なんくるないさ〜☆
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